どこか印象が薄く、良い意味で存在感がほとんどない「忘れ鼻」。これまではスッと鼻筋が通った鼻に憧れる女性が多かったようですが、徐々に忘れ鼻になりたい！と思う方も増えているようです。このページでは忘れ鼻とは何か、メイクで忘れ鼻にする方法などを解説します。

忘れ鼻とは？

「忘れ鼻」には明確な定義はありませんが、簡潔にいえば特徴がほとんどない鼻のことです。小さな鼻と思いがちですが、小さいからといって印象が悪いわけではありません。

顔の他のパーツとのバランスが良く、鼻の穴・小鼻が小さい、毛穴・ほくろが目立ちにくいなどの特徴がある鼻のことを指し、美人顔の条件とされています。

鼻は顔の中心にあり比較的大きなパーツのため、どうしても印象に残りやすくなります。しかし忘れ鼻であれば目や鼻、口のパーツとバランス良く感じられ、顔全体に視線をずらせる効果が期待できるのです。

逆に印象に残りやすい鼻とは

そもそも印象に残りやすい鼻とは、どんな形なのでしょうか。

たとえば豚鼻や団子鼻、わし鼻の場合、鼻全体が大きく見えたり、鼻の穴が目立ったりしてしまうため、どうしても印象が強くなってしまいます。また、事故や先天的な影響によって鼻筋が曲がっている場合も、鼻筋に目が行きやすいため印象に残ってしまいがちです。

ほかにも、毛穴が目立つ状態もインパクトが強くなるので、日頃の洗顔や肌ケアにも注意が必要です。

メイクで忘れ鼻になる方法

たとえば毛穴・ほくろ・傷などで鼻の印象が強いケースや、鼻先・小鼻が大きなケースであれば、メイクである程度は隠せます。

毛穴・ほくろ・傷などのメイク法

ファンデーションやコンシーラーなどを上手く活用し、頬と目の周りなどの質感を同じにすることで目立ちにくくなります。とくに鼻の周囲はメイク崩れがしやすいため、厚塗りにならないようカバー力の高いアイテムをつけるのがおすすめです。フェイスパウダーで鼻周囲との境目をぼかすと、より自然な仕上がりになります。

鼻先・小鼻が大きい人のメイク法

ノーズシャドウ・シェーディング・ハイライトなどのアイテムで、鼻の印象を薄くすることができます。ただ、ノーズシャドウで影をつけるのであれば、やりすぎない事が大切。ナチュラルな雰囲気に仕上げたいなら、自然光でメイクをするとメイクが濃くなるのを防げます。

美容整形で忘れ鼻になる方法

メイクだけでは完全に鼻のコンプレックスを隠すことができないケースも多々あります。徹底的に鼻の印象を薄くしたいと考えているなら美容整形を検討する方が良いかもしれません。もちろん美容整形はコストがかかるほかリスクもあるため、慎重に検討する方が良いでしょう。

しかし、美容整形施術はメスを使う施術や使わない施術、ダウンタイムがほとんどない施術などラインナップが増えてきました。複数の施術の中から、自分の鼻の状況や予算などに合わせて、医師と相談しながら決めることが大切です。次に美容整形の手術法を紹介します。

鼻先が丸い団子鼻には「鼻尖形成」

団子鼻やニンニク鼻などで悩んでいる方には、鼻尖形成術という方法があります。これは鼻先を尖らせる・細くするといった施術で、鼻先を整えた後も半永久的な効果が期待できます。

ただ、鼻尖形成はメスを使用施術で、腫れや内出血などが起こりやすく、ダウンタイムが長くなる可能性があります。術後の生活については医師の指示通りにする必要があり、基本的には術後数日間は飲酒や激しい運動、入浴などは制限される施術です。

小鼻の広がりが気になる場合は「小鼻縮小」

鼻の穴や小鼻の大きさにコンプレックスを抱えている方には、「小鼻縮小術」という施術法があります。

この施術には脂肪溶解注射で鼻周囲の脂肪を除去する方法や、メスを用いて切開する方法、糸を活用して小鼻を小さくする方法など、複数の施術法があります。鼻の状態によって適した施術プランが異なるため、医師の診断に基づき適したプランを選択しましょう。ダウンタイムを短くしたいといった要望があれば、医師に相談してみてください。

鷲鼻や段鼻には「骨削り手術」

鷲鼻・段鼻が気になる方には「骨削り手術」という方法があります。骨を削って鼻の形を整える施術で、メスを用いるため腫れや内出血が出る可能性は高く、ダウンタイムの期間も長くなりやすいとされています。

基本的には、傷跡が目立ちにくいよう鼻孔内部で縫合するといった工夫がされています。傷跡が気になる方は、どのような施術なのかをしっかりと確認してください。

まとめ

鼻は顔の中央にあり、ほかのパーツと比べると大きいため、顔の印象を左右する重要な部分と言えます。

鼻の存在感を抑えるためにはメイクでカバーする方法もありますが、状態によっては期待できる効果が得られないことも。忘れ鼻を手に入れたいのであれば、美容整形を行うのもひとつの方法です。まずは美容クリニックで鼻の状態を診察してもらい、どのような施術法があるのか相談してみてください。